こんにちは、Nocchi(のっち)です。
XF56mmF1.2はどのモデルも本当に素晴らしい。どれも使ったことあるのですが、本当に甲乙つけ難いほどにどれも素晴らしいです。
僕は最終的に新型のXF56mmF1.2 R WRを使っていますが、いつまた旧モデルやAPDモデルを買い戻すか自分にもわかりません。そのくらい魅力があります。
気になる度にスペックを調べてしまうのが面倒なので、今回は僕の記録という意味でF56mmF1.2 新と旧、新とAPDそれぞれのスペックを比較しておこうと思います。
XF56mmF1.2 RとXF56mmF1.2 R WR
それではまずXF56mmF1.2 RとXF56mmF1.2 R WRということで新・旧のスペックを比較してみましょう。
| XF56mmF1.2 R | XF56mmF1.2 R WR | ||
| 価格 | 約110,000円 | 価格 | 約132,000円 |
| 焦点距離 | 56mm(35mm換算 84mm) | 焦点距離 | 56mm(35mm換算 84mm) |
| F値 | F1.2 | F値 | F1.2 |
| 最短焦点距離 | 0.7m | 最短焦点距離 | 0.5m |
| レンズ構成 | 8群11枚 | レンズ構成 | 8群13枚 |
| 絞り羽根 | 7枚 | 絞り羽根 | 11枚 |
| フィルター径 | 62mm | フィルター径 | 67mm |
| 手振れ補正 | なし | 手振れ補正 | なし |
| 長さ | 69.7mm | 長さ | 76mm |
| 重さ | 405g | 重さ | 445g |
レンズ構成が8群11枚から8群13枚、絞り羽根が7枚から11枚とこれだけ見ても画質的にはクリアに写るようになったことがわかります。レンズ枚数が増えたり、防滴防塵を施したことで新型が一回り大きく、そして重くなりました。
旧型のレンズについては友人に借りて何回かシャッターを切っただけなので作例がなく、写りの比較をできないのが残念ですが、新型のXF56mmF1.2 R WRについては以下の記事で作例を多く載せているので参考にしていただければ幸いです。
こんにちは、Nocchi(のっち)です。先日のX-H2に引き続き、FUJIFILMさんから新発売のXF56mmF1.2 R WRというレンズをお借りしました。元々Xマウントの中で人気レンズであった「XF56mmF1.2 R」のリニュ[…]
XF56mmF1.2 R APDとXF56mmF1.2 R WR
次にXF56mmF1.2 R APDとXF56mmF1.2 R WRの比較です。
| XF56mmF1.2 R APD | XF56mmF1.2 R WR | ||
| 価格 | 約151,000円 | 価格 | 約132,000円 |
| 焦点距離 | 56mm(35mm換算 84mm) | 焦点距離 | 56mm(35mm換算 84mm) |
| F値 | F1.2(明るさは実質F1.7) | F値 | F1.2 |
| 最短焦点距離 | 0.7m | 最短焦点距離 | 0.5m |
| レンズ構成 | 8群11枚 | レンズ構成 | 8群13枚 |
| 絞り羽根 | 7枚 | 絞り羽根 | 11枚 |
| フィルター径 | 62mm | フィルター径 | 67mm |
| 手振れ補正 | なし | 手振れ補正 | なし |
| 長さ | 69.7mm | 長さ | 76mm |
| 重さ | 405g | 重さ | 445g |
実はXF56mmF1.2 Rと次にXF56mmF1.2 R APDのスペックは基本的には同じとなります。
しかし、XF56mmF1.2 R APDにはポダイゼーションフィルターが搭載されています。このAPDが写りに大きな差を作るため作例を見ることで差がわかります。
APDを使うことで被写体はシャープに写り、そこから美しいグラデーションを描きながらボケていきます。とろっと溶けていくようなボケ感がこのレンズの最大の特徴となります。
作例については以下の記事で多く載せているのでぜひご覧ください。
こんにちは。Nocchi(のっち)です。富士フイルムのXマウントで一本だけレンズを選べと言われたら、私は迷いなくこれを選びます。それはXF56mmF1.2 R APD。フルサイズ換算84mmの中望遠単焦点レンズということで、「なんだ[…]
しかしAPDはいいことばかりではなく、デメリットもあります。1つは明るさが低下します。F1.2の明るさを持つこのレンズですが、フィルターを挟むことによって実質F.17まで落ちてしまいます。
2つ目はフォーカスが遅くなります。APDの特性上、像面位相差AFを使うことができず、コントラストAFのみのためAFが非常に遅いです。AFが使えないわけではないですが、動体撮影が多い方はMF運用前提でお考えください。
XF56mmF1.2 R APDの新型出ないですか？富士フイルムさん
今でこそXF56mmF1.2 R WRを使ってはいますが、今でもXF56mmF1.2 R APDの愛は健在です。
最も使っていたころはMFでも全く問題なかったのですが、使っていくうちにこのレンズによって撮影テンポが遅くなっていることに気が付きました。写りが良すぎて目を瞑っていましたが、一度気になりだすと気になり続けてしまう性分のためAFは必須だなと再認識しました。
XF56mmF1.2 R APDのAF性能が改善された新型が登場した際にはどんなに大きくて重くても必ず買います！富士フイルムさん！お願いします！
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こんにちは、Nocchi(のっち)です。僕はレンズを購入するにあたり、似たようなレンズがあると、比較してから購入を決意することが多いです。とはいえ、全てのレンズを実際に買って使ってみるのはハードルが高い...そんなときによく使うサー[…]
