こんにちは、Nocchi(のっち)です。
三脚を用いて撮影をしていると、シャッターボタンを押した衝撃でカメラが揺れてしまい結果的に手ブレしてしまったという経験はないでしょうか。
そんなときに使いたいのがリモートレリーズです。今回は富士フイルムのカメラでリモートレリーズを使う方法を紹介していきます。
リモートレリーズとは
リモートレリーズとは、カメラのシャッターボタンを押さずに離れた所からシャッターを切ることができるアイテムです。
レリーズは有線、無線、アプリなどを使うことができ手ブレ防止だけでなく、自分が写りこんだ記念撮影などにも役立ちます。
FUJIFILM リモートレリーズ
それではさっそく富士フイルムのカメラでリモートレリーズを使う方法を紹介していきます。
RR-100
富士フイルムの純正品としてRR-100というリモートレリーズがあります。
こちらは純正品ということで動きがスムーズで使い勝手がよくコンパクトということで人気の商品となっています。
注意点としては2.5mmジャックタイプが搭載されてないカメラには非対応という点です。X-E4、X-S10、X-T200は3.5mmのジャックタイプのため別途変換アダプターが必要となってしまいます。
基本動作は問題ありませんが、純正のリモートレリーズではシャッターを切ることしかできないというデメリットもあります。
PHOLSY ワイヤレスレリーズ
PHOLSYのワイヤレスレリーズではシャッターを切る以外にも長時間露光撮影、セルフタイマー、HDR撮影までもレリーズで操作することができます。
さらにこのレリーズが優れているのはレリーズを有線と無線で切り替えられるところにあります。無線撮影にすることでカメラからある程度離れていてもシャッターを切れるのは意外と便利です。
この商品のように純正品ではないサードパーティー製の商品はお持ちのカメラと互換性が担保されているかの確認をしてから購入することを勧めます。所謂自己責任ってことですね。
FUJIFILM Camera Remote
最後にFUJIFILM Camera Remoteというアプリを使うという方法があります。こちらは富士フイルムのカメラを持っている方ならどなたでも無料で使うことができるアプリです。
Wi-Fiによる写真転送を行っているユーザーなら必ず使うアプリなのでご存じの方も多いかもしれませんが、実はリモートレリーズを使うこともできるのです。
まずアプリとカメラを起動してWi-Fi接続をします。
FUJIFILM Camera Remoteではシャッターを切る機能としてリモートレリーズモードとライブビュー撮影というモードがあります。
リモートレリーズモードではまさに純正のリモートレリーズであるRR-100がそのまま画面上に表示された様なシンプルが画面となります。
ボタンを押してシャッターを切ったり、ホールドすることで連写をすることができます。逆にできることはこれくらいなので細かい設定をしたいという方はライブビュー撮影を使うのがいいかもしれません。
ライブビュー撮影ではアプリ上から露出補正、ISO、ホワイトバランス、シャッタースピードやF値までも細かく設定することができるため、カメラを三脚に置いたままアプリでの操作のみで設定値を変更可能となります。
設定が完了すれば後は下のシャッターボタンを押すだけで撮影することができます。
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FUJIFILM Camera Remoteはストアのレビューからも分かる通り、あまり評価は高くありません。Wi-Fi接続が遅かったり、上手くいかないときが多かったりと使い勝手がいいとは言えません。
シャッターを切るだけでいいのであれば他のカメラと同様にカメラ内のセルフタイマー機能を使うのが最も早く、使いやすいかもしれないですね…。