富士フイルムのコンパクトプライムレンズとは 特徴と一覧について

こんにちは、Noccchi(のっち)です。

富士フイルムのXマウントの交換レンズにはコンパクトプライムシリーズと呼ばれるレンズ群があります。

このレンズ群によって富士フイルムのレンズ素晴らしいと評価されていると言っても過言ではありません。ということで今回はコンパクトプライムシリーズの特徴とレンズの一覧を紹介していきます。

 

 

Xマウント コンパクトプライム

富士フイルムXマウントレンズには神レンズの呼び声が高いXF35mmF1.4や次の神レンズと噂されているXF33mmF1.4のようなF値が低く、明るい単焦点レンズが多くあります。これらのレンズ群を「大口径プライムシリーズ」と題し圧倒的な描写と様々な環境下においても安定したクオリティを保つことを可能としています。

しかし大口径レンズはレンズが高額になってしまったり、サイズが大きくなり重くなってしまいがちです。

それとは逆にF値はめちゃめちゃ低いわけではないけど、軽くコンパクトで取り回しやすいレンズ群が「コンパクトプライムシリーズ」があります。中にはF2というレンズもあるので十分に明るいレンズもあり、なおかつ写りも素晴らしいということでただの廉価版というわけではありません。

下記のXマウントレンズ ロードマップにも掲載されています。

Fujifilm X

富士フイルム Xシステム「Xマウントレンズ」の開発ロードマップを公開します。…

 

 

コンパクトプライムのレンズ一覧

実際にどのようなレンズがあるのか、コンパクトプライムシリーズのレンズ一覧をチェックしていきましょう。

 

XF16mmF2.8 R WR

まずは焦点距離16mm(35mm判換算:24mm相当)の「 XF16mmF2.8 R WR」です。

広角レンズで気になる画面周辺部の写りでは高い解像性能を発揮するため鮮明に写し出してくれます。さらに質量はわずか155gで高速AFも可能であるため、軽快なスタイルでスナップ撮影や風景撮影を続けていくことが可能なレンズとなっています。

嬉しいことに防塵・防滴、-10℃の耐低温構造と耐久性も抜群のためどんなシチュエーションでも撮影することができます。

 

 

XF18mmF2 R

一つ前に紹介したレンズとは非常に近い焦点距離18mmのこのレンズはレンズの全長が短い、所謂パンケーキレンズです。

レンズ自体が非常にコンパクトであるためEシリーズのカメラと組み合わせると被写体に威圧感を与えることなく、被写体に寄ることができます。

コンパクトプライムシリーズながらもF2という明るさで風景だけでなく、ポートレートレンズとしても使用することができます。

 

 

XF23mmF2 R WR

コンパクトプライムシリーズの中でも特によく解像すると言われているのがこのレンズ。

重さはなんとたった180gながらも高速AFと防塵・防滴、-10℃の耐低温構造という優れものです。雨でも塵が舞う中でも安心して使用することができます。

また、インナーフォーカス方式ステッピングモーター駆動により静音かつ高速のAFが可能なためテンポを落とさずに撮影を続けていくことができます。

 

 

XF27mmF2.8 R WR

常にカメラを持ち歩きたいという方はこのレンズ一択です。

長さ2.3cm、重さ84gとXマウントにはこれ以上コンパクトなレンズは存在しません。まさに撮れるマウントキャップです。焦点距離27mmは広くもなく、狭くもないまさに目で見ている光景をそのまま写真に閉じ込められる距離感です。

このサイズ感でありながらも絞りリングが付いていたり、防塵防滴仕様となっていたりストリートスナップには最適のレンズとなっています。

このレンズについては実際に使ってみてレビューした記事があるので興味ある方は読んでみてください。

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XF35mmF2 R WR

XF35mmF1.4やXF33mmF1.4は素晴らしいレンズですが、どちらも高価なレンズです。

このレンズはそれらのレンズの劣化版と思っている方も多いかもしれませんが、それは間違いです。このレンズはそれらのレンズとは一線を引いたシャープでキレのいい描写性能を誇ります。

撮って出しでもコントラスト豊かな写真が撮れるのはこのレンズの特徴です。

特にXF35mmF1.4はAFが弱いですが、このレンズはインナーフォーカス方式を採用しているめ高速AFを可能としています。さらにF2のため明るさも十分です。

 

 

XC35mmF2

とにかく安くてコンパクトなレンズが欲しいという方はこのレンズがいいかもしれません。

XCシリーズはマウントがプラスチック製になっていたり、レンズ側面に絞りリングがないことながらXFレンズよりも安価に手に入れることができます。

少し心持たないと感じるかもしれませんが、XCならではの小型軽量レンズ、リーズナブルな価格でありながらも写りとAF性能はXFレンズに引けを取りません。

 

 

XF50mmF2 R WR

コンパクトプライムシリーズの中で最も望遠で撮れるレンズがXF50mmF2 R WRです。

中望遠レンズでありながらも200gの小型軽量でありながらも高速AFが可能なレンズとなっているためこのレンズも人気が高いです。特にポートレート撮影やスナップ撮影にはその力を存分に発揮してくれます。

XF35mmF2 R WRやXF23mmF2 R WRと一緒に合わせて持ち歩くと重さを感じることなく広い焦点距離をカバーしながら撮影を楽しむことができます。

 

 

購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ

気になるレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。

その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。

購入のハードルが高いという方は「GooPass」を使って気になるレンズをたくさん使いましょう。

実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
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最後に

今回ご紹介したレンズは僕がメインで使っているX-E4とも非常に相性がいいレンズばかりです。

コンパクトなレンズが欲しい方はぜひコンパクトプライムシリーズをチェックしてみてください。安いからといって侮っていると後悔するくらい素晴らしいレンズばかりですよ。

X-E4におすすめのレンズは以下にまとめているので合わせてチェックしてみてください。

 

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