「もっと写真の魅力を伝えたい」と思い、様々なフォトグラファー様の写真や活動を紹介していくこのコンテンツ。フォトグラファー様の愛用カメラ、レンズ等の機材だけでなく撮影時に大事にしていることやこだわりを紹介。
今回は思わずフィルムを使ってみたくなる写真を量産する「ejiri」さんについて紹介させていただきます。
ejiri
撮影機材
カメラ:Konica Hexar RF
レンズ:Leica Summar 5cm F2
人生のベスト3ショットとこだわり
この日はハプニングが重なって予定通りの動きができずに気落ちしていたのですが、休憩のために立ち寄った港で素敵な景色に出会えました。
この写真を眺めているとその時の嬉しさがよみがえってきます。心惹かれる景色との出会いは思いがけない時が多いので、いつも持ち歩けるコンパクトなカメラが好きです。
自宅の台所です。冬の朝の光が心地良くてシャッターを切りました。
炭酸水のペットボトル等が置かれたままですが、基本的にはそのまま撮るようにしています。
今一番楽しいと感じているのは花を撮ることです。この写真は最初に紹介したカメラとレンズで撮影したのですが、最短撮影距離が1メートルなので、これ以上寄れませんでした。でもこれくらいが自分にとって心地良い距離感です。
※3枚とも使用フィルムはKodak Portra 400
写真を撮る時に大事にしていること
フィルムで撮ること
僕はフィルムとデジタル、両方で写真を撮っています。使用頻度は大体半々くらいです。フィルム価格高騰のために使用頻度を減らしていく必要を感じていますが、これからもフィルムで撮り続けていきたいと思っています。
フィルム写真の質感や色味が好きなのは勿論ですが、「レタッチの幅が狭い」「一枚にコストがかかる」「写真完成までのタイムラグがある」等の不自由さも好きです。レタッチの幅の狭さ故に撮影すること自体に集中できますし、一枚のコストは丁寧に撮ることを思い起こさせてくれます。撮影から完成までのタイムラグは忘れていた場面と再会する嬉しさを運んでくれます。
プリントすること
撮影した写真はなるべくプリントするように心がけています。SNSへの投稿はデータのみでも完結しますが、僕の場合、後になって見返すのはプリントして飾っている写真や自作アルバムがほとんどです。プリントは家族で思い出に浸るためにも役に立ちますし、「保存」という面でも信頼感があります。今後、写真好きの方々とプリントを通しての交流ができたらなぁと思い巡らしています。
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