富士フイルム Xマウントの望遠レンズでなにがベストかについて考える

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

定期的に訪れるレンズセットについて考える時間。

僕は最近望遠レンズを何にするのがベストなんだろうかとずっと考えている。そもそもベストとは何なのかについて考えているとカメラやレンズ選びは一生終わりが来ないわけなのだが、そろそろこの悩みに終止符を打ちたいと思い始めてきた。

ということもあり、そんな僕の迷える富士フイルムの望遠レンズで何を選択するのがよいか、頭の整理も兼ねて書いていこうと思う。

 

 

なぜ望遠レンズについて考えるのか

 

そもそもなぜ望遠レンズについて悩んでいるのか、、

そこには僕の撮影スタイルとレンズ選びのポリシーが絡み合ってくるわけだが、ちゃんと一つずつ紐解いていきたい。そもそも僕の撮影スタイルには2種類がある。

  • リュックに機材詰め込んだがっつり撮影
  • 機動性に優れた肩掛けバッグの身軽スナップ撮影

1つ目のがっつり撮影スタイルはぶっちゃけなんでもよい。ある程度の写りと焦点距離があるレンズがあれば、最高に軽いとか小さいレンズである必要はない。

2つ目の身軽撮影スタイルであれば小さいカメラと小さいレンズを2つ持っていき機動性高くパシャパシャと撮影していく。特に雨の日や暑い日なんかはこのスタイルが多い。

今回悩んでいる理由としては2つ目の撮影スタイルの身軽スナップに望遠レンズを組み込みたいというのが悩みの種ということになる。

 

 

今使っている望遠レンズ

そんな中今使っているレンズがあまりにも身軽な撮影スタイルには適していないということが問題となってくる。

今使っているのはXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRというレンズ。このレンズについては以前レビューしているので気になる方は読んでみてください。

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焦点距離50-140mmのフルサイズ換算75mm-210mmのF2.8通しでいわゆる「ななにっぱ」と呼ばれる望遠ズームレンズで、明るく非常に写りがいいレンズで非常に気に入っている。

ただこのレンズは長さが175.9mmと重さが995gと大三元の望遠レンズということもあり、デカ重なレンズともなってしまっている。

 

 

撮影スタイルとともに変わりゆく機材

早い話XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRが自分の撮影スタイルにハマらなくなってきたというのが問題の始まりなんだと気づいた。

このレンズを買ったときの撮影スタイルとしては目的の撮影場所と被写体がなんとなく決まっていて、そこで使いそうな焦点距離のレンズを事前に準備するがっつり撮影スタイルが多かった。ところが最近は好みの変化なのか特になにも決めずとりあえず出かけて撮影するスタイルにシフトしつつある。

そうなってくると望遠レンズであろうとある程度軽くて小さくないと今のレンズセットには組み込めなくなってくるわけだ。スナップ撮影でも望遠レンズを使いたくなる瞬間はあるわけで、そもそも望遠を考えないなんてことはない。

 

 

候補に挙がってくるレンズ

そうなってくると候補として挙がってくるのはXマウント対応の軽くて小さい望遠レンズ。調べた感じではあまり選択肢は多くない。

XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

換算で82.5mm-300mmの望遠域をしっかりと抑えながら、そこそこ明るくさらには手振れ補正もついているレンズとなっている。

長さが118mmで重さが580gもコンパクトな設計となっているため、持ち運びやすい望遠レンズとなっており僕のニーズに応えているレンズ。

目で見れるスペック面では合格点だが一応気になるのは写り。僕も人間で多少の好みははあるためレンタルなりで試し撮りしてみようかなと思案中。噂によると望遠域の解像感が絶望的ということを聞くがまずは試してみる予定。
 

XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

換算で105mm-450mmの望遠レンズが最近富士フイルムのレンズラインナップに加わった。一つ前の55-200mmよりもさらに一段階ズームできることで遠くの被写体の撮影やより大きいボケ感や圧縮効果を得ることができる。
このレンズの長さは132mmの重さが580g。より望遠域が広くなったのにもかかわらず55-200mmと同じ重さというから驚きだ。F値が若干大きく夕方や夜の暗い撮影には適していないが、僕は昼撮影が多いためあまり問題ない。

最近出たレンズということもありAFや写りに関しては問題ないだろう。友人のこのレンズを何回か借りて使ったことはあるが、写りが気に入らないということはなかった。とはいうもののやはりじっくり撮影して試してみたいものだ。
 

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

そして最後の候補と上がってくるのが発表されたばかりのTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

TAMRONから出る初めてのXマウントのレンズがこのスペックオバケなレンズ。換算27mm-450mm相当の高倍率ズームレンズとなっていて、望遠としての用途だけでなく街中のスナップでも使える便利なレンズ。

まだ大きさ、重さ、価格などの詳細は発表されていないが、2021年内の発売に向けて動いているとのこと。TAMRON製ということもありコンパクトな設計にしてくれるはずだが、早く実物を見てみたいものだ。

このレンズ1本あれば身軽に撮影時のレンズ問題はすべて解消してくれるだろう。あとはサイズ感と写りがどの程度まで僕の許容範囲内に収まってくれるかが非常に気になるところ。

 

 

今のところの有力候補

この3本を表面的なスペックで比較したところ、今はXF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRが有力かなといったところ。

今使っているXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRは140mmまでしかズームすることができず、望遠レンズとしては少し寂しい距離感であったため少しでも望遠域を撮れるようになりたいという気持ちからより遠くを撮れる70-300mmが理想的。

またサイズ感も55-200mmとあまり変わらないこともあり、変わらないのであればより遠くを撮りたい。TAMRON 18-300mmはまだ発売もされていないので比較するには未知数すぎるのでもう少し詳細が出てきたころにじっくりと比較していくこととする。

 

 

 

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実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
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最後に

ということで今回は望遠レンズについて頭の整理をしてみた。誰のためにもなっていない記事だが、書いていく中で今自分が何を求めていてどのレンズがその要求を満たしてくれるか手に取るようにわかってくる。

書き手側からするとこういう記事のほうが楽しいんだな。ただ誰かを満足させるような記事ではないので頻度は非常に少なめ。

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