「もっと写真の魅力を伝えたい」と思い、様々なフォトグラファー様の写真や活動を紹介していくこのコンテンツ。フォトグラファー様の愛用カメラ、レンズ等の機材だけでなく撮影時に大事にしていることやこだわりを紹介。
今回は魅力的な陰影を生かした写真を撮る「Go Mitarai / 御手洗剛」さんについて紹介させていただきます。
Go Mitarai / 御手洗剛
● 性別:男
● 年齢:23歳
● Webサイト:https://note.com/otearai0312
● Instagram:@go_mitarai
● Twitter:@go_mitarai
撮影機材
カメラ:FUJIFILM X-T3
レンズ:
・FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR
人生のベスト3ショットとこだわり
よく見る神戸の港の風景で自分自身何度も撮ってきた場所ですが、この日は天候と時間帯にこだわったので唯一無二の写真が撮れました。
ポートタワーとホテルオークラだけに光が当たり、それ以外はシャドウになっていることで意図した視線誘導を行えました。
こちらも神戸の夕景。神戸は本当に夕方の光がきれいです。この辺りは毎週のように撮り歩いているのですが、2年前のこの日以上の光はまだ撮れていません。
季節によって光の角度や質が変わるということに気づけたりするので、街と向き合うのは楽しいですね。
神戸は六甲山の夕景。やはり自分は夕景が好きなようです笑。
この日の夕焼けは心の底から感動して今でも鮮明に思い出すことができるのですが、写真をやっているとこういう風に心動かされることが増えて幸せですね。左に写っているバス停もお気に入りポイントです。
写真を撮る時に大事にしていること
カメラを仕舞わない
一度出したら移動中などでも仕舞わないようにしています。
多少の設定ミスなどであればエディットで持ち直すことができますが、シャッターチャンスだけは逃したら終わりなので…笑
朝か夕方の柔らかい斜光で撮影する
谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の影響から陰影のある表現を好んでいるため、真上からの光で全体が均一に明るくなる昼間は避けるようにしています。
1日撮り歩く日は午前の光で撮り→昼食&コーヒーブレイク→夕方から再始動という流れが多いです笑
なるべく広角は使わない
基本的に標準ズームを付けっぱなしにしているのですが、標準〜中望遠で撮ることが多いです。
というのも、広角側だとどうしても歪みが生じてしまい、私の目指す気品ある写真にマッチしないからです。
無理にシャドウを起こさない
これは撮影ではなくエディットに関してですが、上述したように陰影のある写真を好むため無理にシャドウは起こさず気品のある表現を心がけています。
フォトグラファーを募集します
『フォトグラファーを紹介します。』では、皆さんからの写真と活動を募集します!