こんにちは、Nocchi(のっち)です。
引きこもりの生活が続いていますが、なんだか少しずつ暖かく感じてきて暖房を使わない日も増えてきましたね。
春が近づいているということなのでしょう。
春といえば植物も動物も動き始めるわくわくとした季節であるとともに、被写体も増えてくるというものです。
今回はそんな春の代表的な被写体である梅の撮り方について解説していきます。
シンプルに要点だけかいつまんで解説していこうと思っています。
梅の花の写真を綺麗に撮るための4つのポイント
考えればたくさんあって尽きないため今回はすぐにトライできるポイントを4つほど紹介していきます。
梅は桜と違い花の密度が小さい品種が多くて撮るのが難しく感じることが多いです。梅は満開時でも桜のように密集して咲かないので背景の置き方も悩ましいところです。
その部分の工夫についても書いていきます。
桜の撮り方については以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください。
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花にピントを当てる
点々と咲いている梅の木全体を撮っても、迫力が伝わりにくく少し寂しい写真になってしまいがち。
まずはしっかり花にピントを合わせて撮ってみましょう。狙う花はしっかりと咲ききっている花びらや順光で綺麗に光が入っている花を選ぶ。
一つの花にピントをあてることで柔らかな色合いや梅の独特な形を表現することができます。
マクロレンズや単焦点レンズでできるだけ近づいて撮影して、思いっきりぼかして1か所に焦点を当てた撮影をしましょう!
差し込んでくる西日と絡ませて撮ることで柔らかい春の陽気な感じも表現できます。
背景の色を意識する
背景に何を置くかによって写真の印象ががらっと変わります。被写体である梅の花の色も重要ですが、背景の色もかなり重要になってきます。
花の色と同色系(白やピンク)にすると優しくふんわりとした印象になり、反対色(青や黄色)にするとぱきっとしたメリハリのある写真に仕上がります。
冒頭でも書きましたが、桜と違って梅の花は密集して咲かないので背景に梅を置くことが難しいため、空や近くに割いていたら菜の花等の違う花を背景にしてみましょう。
前ボケをとりいれる
前ボケとは被写体よりも手前にあるものをぼかすことで、ふんわりしたやさしい雰囲気を出すことが可能です。
写真を見ている人が被写体をそっとのぞいているような感じを出することができる写真撮影のテクニックの1つです。撮り方としてはF値を小さくして、ピントを被写体に合わせることで、それよりも手前にあるものをはぼけやすくなります。
この際、ぼかす対象のものに思い切り近づくことがコツになります。前ボケを入れることでそんなに密集していない梅の花も密集しているかのように表現できます。
前ボケについては以下の記事で解説しているのであわせてご覧ください。
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見上げた構図にする
花びらにフォーカスして撮影してばかりいると写真が偏りがちになってしまいます。
梅を俯瞰して全体を撮ることでバリエーション豊富に撮影しましょう。その際は見上げて梅全体を撮れるような構図にしてみましょう。
梅は実は枝が独特で様々な角度に曲がって咲きます。密度の小さい梅ですが、見上げて撮ることで花の密度が増えて迫力が生まれ写真として豪華になります。
梅の撮り方まとめ
今回のまとめ
- 花にピントを当てる
- 背景の色を意識する
- 前ボケをとりいれる
- 見上げる構図にしてみる
たった4つ意識するだけで、ただ撮った”面白くない写真”から卒業することができます。
もちろん他の被写体の場合でも通用するものでもあるため、意識して撮ってみるのも無駄ではないと思います。
最後に
こんな事態ですが、今年は一枚でも梅や桜の写真が撮れるといいですね、、。