2021年1月27日に富士フイルムからまた新しいカメラが発表されました。
その名は「FUJIFILM X-E4」
X-Eシリーズの特徴でもシンプルで美しい佇まいと軽量コンパクトなサイズ感。その中でもXシリーズ写真画質を享受しながら撮影を楽しむことができるのがX-Eシリーズ。
今回は新しく発表されたX-E4について僕が所持しているメインカメラでもあるX-T4と比較しながら思ったことを書いていく。
FUJIFILM X-E4とX-T4を比較
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-e4/)
これが今回発表されたFUJIFILM X-E4
まずは基本的なスペックをX-T4と比較しながらチェックしていく。
X-T4 | X-E4 | ||
価格 | 約21万円 | 価格 | 約10万円 |
サイズ | (幅)134.6mm×(高さ)92.8mm×(奥行き)63.8mm | サイズ | (幅)121.3mm×(高さ)72.9mm×(奥行き)32.7mm |
重量 | 607g(バッテリー、SDカード込) | 重量 | 364g(バッテリー、SDカード込) |
有効画素数 | 約2610万画素 | 有効画素数 | 約2610万画素 |
センサー | X-Trans CMOS 4 | センサー | X-Trans CMOS 4 |
エンジン | X-Processor 4 | エンジン | X-Processor 4 |
シャッタースピード | 1/32000秒~15分 | シャッタースピード | 1/32000秒~15分 |
連写 | 約30コマ/秒 | 連写 | 約30コマ/秒 |
ISO | 160~12800 | ISO | 160~12800 |
手ブレ補正 | 5軸6.5段 | 手ブレ補正 | なし |
液晶モニター | 3インチ 162万ドット | 液晶モニター | 3インチ 162万ドット |
ファインダー | 0.5型約369万ドット | ファインダー | 0.39型約236万ドット |
やはり最も違いとしてでてくるのはサイズ感。
特にX-E4にはグリップがなくフラットな構造をしているため、奥行きに大きな違いが出てくる。X-E4の奥行きは32.7mm、X-T4は63.8mmとおよそ1/2というサイズ感になっている。
幅も高さも一回り小さい設計となってり、さらに本体の重量はたったの364g。一眼カメラにしてこの軽さはかなり魅力的。
このサイズ感でありながらセンサーやエンジンはX-T4と同じものが採用されているため、ほぼ同じ写りをすることができる。
他に大きな違いとしてはボディ内手ブレ補正の有無。X-E4はコンパクトにしているゆえ、手ブレ補正がないのは仕方ない。手ブレ補正の安心感が欲しい方や動画ユーザーはあまり向いていないカメラという印象。
X-T4については以下の記事でレビューしているので読んでみてください。
こんにちは、Nocchi(のっち)です。2020年4月28日に富士フイルムから発売されたFUJIFILM X-T4を買いました。以前、サブカメラとしてX-T2を買いたいという記事を書きましたが、何を血迷ったか最新モデルであるX-T4[…]
フィルムシミュレーションも全て使える
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-e4/)
X-T4でも使うことができる18種類のフィルムシミュレーションをX-E4でも使うことが可能。
フィルムシミュレーションとは撮影意図に合わせてフィルムを取り替えるように、発色やコントラストを変化させることができる機能で、撮って出しでも簡単にエモーショナルな写真を撮ることができる。
もちろんみんな大好きクラシックネガも搭載されている。
クラシックネガの作例はこんな感じ。
180°チルト液晶を搭載
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-e4/)
これは個人的には非常にうれしいポイントでもあるのがチルト液晶を搭載。
X-T4ではバリアングル液晶ということもあり、ハイアングルやローアングルで撮影したい場合はモニターを開いて撮影する必要があるためセンサーの光軸がずれるということが多々あった。
僕は未だにバリアングルに慣れないということもありチルト液晶になることで個人的には撮りやすくなる。
プログラムオートを搭載
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-e4/)
X-T4やこれまでのFUJIFILMのカメラにはなかったプログラム(P)というモードが追加された。
プログラムモードはシャッタースピードと絞りが自動で設定され、露出補正のみで露出をコントロールする機能である。
シャッタースピードや絞りを意識することなく、一瞬のチャンスを逃せないスナップに非常に向いている機能でもあるため、軽量モデルでもあるX-E4との親和性は非常に高い。
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極めつけはXF27mmF2.8 R WR
X-E4と同タイミングでXF27mmF2.8 R WRというレンズが発表された。
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf27mmf28-r-wr/)
このレンズは言わばパンケーキレンズと呼ばれる軽くて小さい単焦点レンズ。
APS-Cで27mm、フルサイズ換算が40mmという人間の視野角に近い焦点距離であり、なおかつコンパクトなサイズ感はスナップには非常に相性のいいレンズとなっている。
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf27mmf28-r-wr/)
個人的にはこの薄さと重量に魅力を感じている。奥行きは23mmでX-E4に装着すると約55mm。重量はたったの84gでX-Eに装着すると約450g。
このサイズ感と重量であればコートやバックのポケットに忍ばせておき、さっと取り出し撮影するということが可能となる。
X-T4であれば既にボディがやや大きいため、開き直って少しくらい大きくて重いレンズも付けられるが、X-E4のサイズ感ともなるとレンズも極力小さいものを使いたくなるためこのレンズはX-E4のために開発されたものだろうと勝手に感じている。
X-E4 買います!
はい、X-E4購入します。
なぜX-T4と比較したかということにも繋がるが、僕の今のカメラのX-T4一つ。サブカメラを探している最中であった。
僕がサブカメラに求めるもの条件としては使いたくなる軽さ大きさであること。そして写りに妥協しないこと。
X-T4とX-E4を比較することでサブカメラの条件をクリアしてくるかという点を確認したかったのだ。
そして、ポケットに入るサイズ感とメインカメラと同等の写りをするX-E4は今僕が求めているものそのものであることがわかった。僕はX-E4とXF27mmF2.8 R WRを買う。
ちなみにX-E4は2021年2月下旬に発売予定で、2021年2月1日(月)に予約開始。XF27mmF2.8 R WRは2021年3月に発売予定で2021年2月1日(月)に予約開始。
(画像引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf27mmf28-r-wr/)
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最後に
いやぁ、、やっとサブカメラ探しの旅が終わりそうです。。
コンデジのX100Vに気持ちが傾いていたけど、ボディとレンズの奥行きと薄さを見たらもうこれしかないね。
X-T4とレンズを使い回せるしメインの代わりという本来の意味合いでサブカメラとしても機能するし、一刻も早く欲しいものだ。
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