こんにちは、Nocchi(のっち)です。
一眼カメラの一番の醍醐味はなんといってもボケ感。
背景をボカした雰囲気のある写真は最近進化が止まらないスマートフォンでも撮るのは難しいです。
そこで今回は、一眼カメラを買おうと思っている方、買ったばかりの方に向けて背景をボカした雰囲気のある写真を撮る方法についてまとめていきます。
少しでも参考になってカメラの練習をしていただけたら嬉しいなと思います。
ぼけた雰囲気のある写真とは
ぼかすことでなぜ写真に雰囲気がでてくるのか、またどんな効果が出てくるのか一つずつ解説していきます。
なにを見せたいかはっきりできる
そもそもなぜ背景をぼかすと雰囲気がでるかというと、撮った写真において見せたいものを強調することができます。
肉眼でモノを見た場合は、自分の見たいものに意識が集中するのであまり気づかないかもしれませんが、カメラはレンズに写っているものをそのまま写します。
そのまま写して現像すると、何を見せたいのかが伝わらなくなってしまうのです。
ぼけた雰囲気のある写真とは、被写体にピントがあっていてなにを見せたいかはっきりしている写真であると思ってください。
ふんわりとした写真にできる
F値の小さいレンズを使って写真を撮ることでやわらかいボケ感を得ることができます。
ボケは背景だけでなく、被写体より手前のものをぼかす(前ボケさせる)ことで写真がとろっとした柔らかい雰囲気にすることができます。
視線誘導することができる
↑の写真であればまずは手間のボケた紫陽花から奥側に進むにつれて徐々にピントがあっていき、ゆっくりとスカイツリーに目がいくように視線誘導をすることができます。
一枚の写真でも長く楽しませることができ、ちょっとストーリー性ももたせることができます。
写真をぼかすには
F値の小さいレンズを使う
こんにちは、Nocchi(のっち)です。最初にカメラを買ったとき、カメラのボディと標準レンズをレンズセットとして一緒に買った方が多いのでないかと思います。「次のレンズ買ってみよう」と思ったときに、選択肢に出てくるのが「単焦点レンズ」[…]
焦点距離の長いレンズを使う
焦点距離はレンズの画角を決めるもので、画角というのは写真に映り込む範囲のことで、焦点距離が長いほど画角は狭く(望遠に)、短いほど広く(広角に)なります。
望遠(焦点距離が長い)レンズを使うことでボケやすくなります。
こんにちは、Nocchi(のっち)です。以前初の望遠レンズを購入した記事を書きました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.camerife.com/2020/06/tamron-70-18[…]
センサーサイズの大きいカメラを使う
なぜセンサーサイズが大きいカメラを使うとボケ感を多く得ることができるかは、説明すると難しいので今回は特にしません。
スマホではなぜ一眼カメラほどのボケ感を得ることができないかはこのセンサーサイズに違いがあります。
今回はより大きいセンサーサイズの大きいカメラを使えば、よりボカすことができるということを覚えていただけたらと思います。
こんにちは、Nocchi(のっち)です。カメラ選びしていると必ず出てくる言葉に「センサーサイズ」というものがあります。今回は「センサーサイズ」をこちらもよく出てくる言葉、「フルサイズ」と「APS-C」を比較しながら解説していきます。[…]
ボケの種類
背景ボケ
前ボケ
こんにちは、Nocchi(のっち)です。「前ボケ」というテクニックをご存知でしょうか?前ボケは構図や表現に困ったときに使える便利なテクニックで、何気ない一面がちょっとおもしろい写真として撮ることができます。そこで、今回は前ボケの[…]