シャッタースピード優先(S)モードとは? 使い方と特徴について

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

一眼レフやミラーレス一眼には、オート撮影以外にもいろんな撮影モードが存在します。

前回は絞り優先モードについて解説しましたが、今回はシャッタースピード優先モードについて解説していきます。

使い方によってはより撮影しやすく、写真の幅が広がるのでこの記事を読んでシャッタースピード優先モードを使いこなしちゃってください。

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Sモード(シャッタースピード優先モード)とは

シャッタースピード優先モードとは、自分でシャッタースピードを調整して、適切な明るさになるようにカメラが自動的にF値(絞り値)を設定してくれます。
シャッタースピードは、シャッターの開いている時間のことで、シャッタースピードを速くすると、動いている被写体でもブレずに止まっているように撮ることができます。
逆にシャッタースピードを遅くすると、動いている被写体は躍動感あふれる写真を撮ることができます。
さらにシャッタースピードを遅くすることで、車の光の軌跡や波の軌跡といった肉眼では見ることのできない写真を撮ることができます。
 

シャッタースピード優先モードの設定方法

設定方法は、SONYのカメラの場合はダイヤルを「S」に合わせます。

ISOは800くらいで固定で設定しておくと、F値もそこまで上がらずに写真にノイズも目立たないかと思います。

ISOもよくわからない場合は、ISOもオートにしても問題ありません。

シャッタースピードをいじる

シャッタースピードを 1/320秒に設定することで、カメラ側でF値を2.8に設定してくれました。

シャッタースピード 1/320秒で適切な露出で撮れるF値は2.8であるとカメラが決めてくれたということになります。

シャッタースピードを1/4秒まで遅くしてみました。そうすると、F値が20まであがりました。

シャッタースピードを遅くすることで、カメラのセンサーに取り込む光の量が増えたため、カメラ側が適切な露出になるようにしぼってくれました。

これがシャッタースピード優先モードで、シャッタースピードを設定するだけで適切な露出で撮影することができちゃいます。

 

 

シャッタースピード優先モードで撮れる作例

シャッタースピードを早めに固定することで、このように動いているイルカ等の動物撮影も可能になります。

自宅で赤ちゃんや猫を撮るときには使うと便利な機能です。

シャッタースピードを遅く固定することで、このように車が通った光跡を写真に収めることができます。

肉眼では見れない景色なので、シャッタースピード優先モードを駆使して撮ってもらえると僕も嬉しいです。

 

最後に

今回はシャッタースピード優先モードについて解説してみました。
シャッタースピード優先モードはシャッタースピードについて理解が深くなることと同時に、絞りとの関係性についても見えてくるとても勉強になる機能なんじゃないかと思います。
この機会にオートモード撮影を卒業しましょう!

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