マニュアルフォーカス(MF)とは? オートーフォカス(AF)との違いとメリットについて

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

一眼カメラには、オートフォーカス(AF)、マニュアルフォーカス(MF)という2種類のピントの合わせ方があります。

それぞれ違いもあれば、メリット・デメリットも存在します。オートフォーカスがあればマニュアルフォーカスが必要ないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、マニュアルフォーカス特有のメリットもあるのです。

今回は、オートフォーカスとマニュアルフォーカスについて解説していきます。

 

 

オートフォーカスとマニュアルフォーカス

 まずはオートフォーカスとマニュアルフォーカスがそもそもなにか説明していきます。
 

オートフォーカス(AF)とは

 

バラ,薔薇,フォーカス,ピント
オートフォーカスとは、カメラが自動でピント合わせをしてくれる機能です。シャッターボタンを押すだけで、簡単にピント合わせができるのでカメラ初心者の方には便利な機能です。
特に被写体が決まっているときには、ばしっとピントも決まりやすいです。
一見便利そうなオートフォーカスですが、、カメラがピントを決めてしまうので、細かい調整をすることが難しいです。例えば花畑で撮影する際に、ピントをあてたい花とオートフォーカスで実際にピントがあたる花が違うってことがよくあります。
また暗い場所でもピントがあいにくいこともあり、自分で細かい調整することができないことがデメリットとしてあげられます。
 

マニュアルフォーカス(MF)とは

 マニュアルフォーカスは、自分でピントリングを回して手動でピントを合わせる機能です。数ミリ単位で調整できるため、自分の思い描いている通りにピントをあてることができます。
マニュアルフォーカスは慣れるまでには時間かかりますが、慣れると↓の写真のように、群れている花の中でも奥に咲いている花だけにピントをあわせることができます。
お花畑,ピント,一眼,ミラーレス,一眼レフ
オートフォーカスの場合は、奥の花には中々ピントが合わずに手前の花や横の花にピントがあたってしまうことが多いです。
また、マニュアルフォーカスはどこにピントがあたっているかわからない、カメラのモニターではピントがあたっているように見えるけど実際にPC等でみたらピンボケしていたなんてこともあります。
そんなデメリットもあるのですが、練習して慣れていくとそういったことも徐々に減っていきます。
 
 

オートフォーカスとマニュアルフォーカスどっちがいいのか?

 
単焦点レンズ,マニュアル,オート
 オートフォーカスとマニュアルフォーカスにはどちらがいいとう結論はありません。
オートフォーカスでピントを合わせられる状況であれば、オートフォーカスで撮影するのが楽だったりするし、逆にピントを細かく調整したい場合はマニュアルフォーカスで撮影するのでもいいと思います。
ただ、個人的にはマニュアルフォーカスのほうが自由度が高いぶん写真の幅も広がると考えています。また、レンズの中にはマニュアルフォーカスしか使えないレンズも存在していて、レンズ選びにも影響してきます。
そういった面でもマニュアルフォーカスを練習して、技術として身につけておくことは大事なんじゃないかなと思います。
 

最後に

僕も最初はオートフォーカスばかりで写真を撮ってきましたが、途中から満足できなくなってしまったのですよね。自分の可能性を自分で潰してるじゃないけど、カメラに頼り切りでいいんだろうかと。
ちょっと試しにマニュアルフォーカスを試してみたら、楽しくて楽しくてどっぷりハマってしまいました(笑)
みなさんもぜひマニュアルフォーカスを練習してみてください!

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