こんにちは、Nocchi(のっち)です。
カメラ選びしていると必ず出てくる言葉に「センサーサイズ」というものがあります。
今回は「センサーサイズ」をこちらもよく出てくる言葉、「フルサイズ」と「APS-C」を比較しながら解説していきます。
この記事を読んでカメラについて一層理解を深めていただけると嬉しいです!
センサーサイズとは
センサーサイズとは、カメラに内蔵されている「光を捕まえるセンサーの大きさ」のことを指します。
「カメラの目」とも呼ばれたりします。
このセンサーサイズにはいくつか大きさがわかれていて、大きければ大きいほど画質がよく、値段も高くなる。という特徴があります。
今回はフルサイズ、APS-Cというセンサーサイズについて比較しながらセンサーサイズの役割を解説していきます。
センサーサイズを確認したい
センサーは実際にカメラのレンズを取り外すと確認することができます。
レンズ部分の真ん中に位置する青緑色しているものがセンサーになります。
左のカメラがフルサイズのカメラ、右のカメラがAPS-Cのカメラ
フルサイズとAPS-Cのサイズ比
フルサイズとAPS-Cのサイズ比は下図になります。
この図も家電量販店やネットでカメラを見るときに必ずといっていいほど、でてくる表ですね。
センサーサイズによる違い
以下がセンサーサイズの大きさによって変わるものです。
意外と多いので一つずつチェックしていきましょう。
1.画角
2.ボケ量
3.諧調
4.暗所の撮影
5.サイズ・重さ
6.レンズ
2.ボケ量
3.諧調
4.暗所の撮影
5.サイズ・重さ
6.レンズ
画角
フルサイズは、APS-Cに比べてセンサーの面積が大きいため、同じ焦点距離のレンズを使った場合、より広い範囲が撮影可能となります。
フルサイズ
APS-C
APS-Cの場合は、フルサイズに比べてセンサーサイズが小さい分、撮影できる範囲が狭くなりますが、被写体をより大きく写すことができます。
このときAPS-Cの焦点距離はフルサイズの焦点距離の約1.5倍相当になります。
ボケ量
同じ画角で撮影する場合、フルサイズはAPS-Cに比べてボケ量が多くなります。
同じ画角で被写体を撮った場合、フルサイズのほうが広く、APS-Cのほうが狭く写るというのはさきほど説明しましが、同じ被写体を同じ大きさで写そうとすると、APS-Cほうがフルサイズよりも後ろに下がって撮影する必要があります。
つまり、同じ被写体を同じ画角で撮影したときに、フルサイズのほうがAPS-Cサイズよりも被写体に近付いて撮ることになります。その結果、フルサイズのほうがボケ量の多い写真を撮ることができます。
これは少し難しいので、こういうものって覚えておくのがいいかもしれませんね。
フルサイズ
APS-C
パッと見てわかりにくいかもしれませんが、人形の胴体を見るとフルサイズのほうがボケているのがわかります。
諧調
諧調とは色のグラデーションのことを指します。
センサーの大きいフルサイズは、APS-Cに比べて1画素あたりに受け取る光の量が多いため、夕景やグラデーションの明暗差が大きいシーンでも、白とびや黒つぶれを抑えて撮影することが可能です。
暗所の撮影
フルサイズは、APS-Cに比べてセンサーが大きく、多くの光を取り込むことが可能なため、暗所でISOを高くした撮影でもノイズを抑えた写真を撮影できます。
夜景撮影時はAPC-Cよりもフルサイズのほうが綺麗に撮れます。
サイズ・重さ
フルサイズはセンサーが大きいため、APS-Cに比べてカメラ本体が大きく重くなります。
逆にAPS-Cはフルサイズに比べて軽くて、サイズも小さくてコンパクトになっています。旅行などに極力荷物を軽くして行きたい方はAPS-Cのほうが向いていますね。
リンク
レンズ
フルサイズとAPS-Cでは、装着できるレンズが異なります。カメラ本体と同様にAPS-C対応レンズよりもフルサイズ対応レンズの方が大きく・重くなっているものが多いです。
カメラをAPS-Cからフルサイズに変更したことでレンズが使えなくなってしまった!なんてことがないようにカメラ、レンズ選びの際にしっかり注意しておきましょう。
購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ
気になるレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。
その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。
購入のハードルが高いという方は「GooPass」を使って気になるレンズをたくさん使いましょう。
実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
関連記事
こんにちは、Nocchi(のっち)です。僕はレンズを購入するにあたり、似たようなレンズがあると、比較してから購入を決意することが多いです。とはいえ、全てのレンズを実際に買って使ってみるのはハードルが高い...そんなときによく使うサー[…]
最後に
最後にAPS-Cとフルサイズの特徴をまとめます。
APS-C
・軽量・コンパクトで機動性が高い
・カメラもレンズもリーズナブルでとっつきやすい
・カメラもレンズもリーズナブルでとっつきやすい
フルサイズ
・広角に撮れる
・ボケ感が強い
・階調表現が豊か
・暗所に強い
・ボケ感が強い
・階調表現が豊か
・暗所に強い
簡単にまとめるとこんな感じです。
センサーサイズについて理解することで、カメラ、レンズ選びにも撮影時にも役立つと思いますので、ぜひこれを機に理解を深めていただけると嬉しいです(^^)
記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをお願いいたします。