Ligthroomを使って写真を簡単に幻想的にするレタッチ術を解説

こんにちは、Nocchi(のっち)です。

夜景やイルミネーション、デジタルアートなど撮った写真をさらに幻想的に仕上げたいと思う方もいるかと思います。

今回はそんな方に向けてLightroomで簡単にできる、写真を簡単に幻想的に仕上げるレタッチ術を紹介していきます!

今回は途中まで他の写真編集ソフトでもできるレタッチを行い、最後の仕上げをLightroom特有の機能を使って幻想的な写真に仕上げていこうと思います。

Lightroomを使っていない方や、無償版のLightroomをお使いの方でも途中までできるのでぜひ一緒にレタッチをしてみてください!

 

 

Lightroomをまだインストールしていない方へ

今回の方法はAdobe Lightroomを使うことを前提に解説しています。まだLightroomをインストールしていない方は↓のボタンからインストールが可能です。

 

 

Lightroomのインストールから始め方については以下の記事で解説しているので気になる方はご覧ください。

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写真を幻想的に仕上げるレタッチ術

今回は夜のイルカショーを幻想的に仕上げるレタッチ術を解説していきますが、夜景やイルミネーションでも基本的に手順は同じなのでぜひ参考にしてみてください。

では、さっそくレタッチをしていきましょう。

 

レタッチ題材

アクアパーク品川,マクセルアクアパーク品川,ドルフィンパフォーマンス,イルカショー今回の題材はこちらの水族館のドルフィンパフォーマンスの写真。

似たような写真をお持ちでなければこの写真を保存して使っちゃってOKです!

カメラの設定値はこんな感じ
F値:3.5
シャッタースピード:1/250秒
ISO:3200
ホワイトバランス:オート
一眼カメラで撮影する場合は、必ずRAW形式で撮影するようにしてください。
RAWで撮影すると、JPGで撮るよりも綺麗に仕上がります。
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ハイライトを下げ、シャドウを上げる

adobe,lightroom,photoshop,ハイライト,シャドウまずはじめに赤枠部分のハイライトを下げて、シャドウをあげます。

ハイライトは光の輝きをコントロールすることができます。ハイライトを下げることで、ジャンプの水しぶきによって白飛びしている部分を抑えることができます。
シャドウをあげることで暗くて黒っぽくなっている箇所をぐっと明るくすることができます。これにより、暗くて見えなかった屋根や観客席が浮かび上がってきます。
 

露光量とコントラストを補正する

adobe,lightroom,photoshop,露光量,コントラスト次に赤枠の露光量とコントラストで明るさのバランスをとっていきます。

まず先に露光量で上げることで写真全体を明るくしていきます。幻想的に仕上げたいため、通常の夜景等のレタッチよりも明るめに設定します。
次にコントラストで写真の締まり具合を調整します。
コントラストは画像の明るい部分と暗い部分の差のことで、コントラストを強くするほど、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなります。コントラストを上げていき全体的に引き締まった写真に仕上げていきます。
 
 

ホワイトバランスと色かぶり補正で一工夫

adobe,lightroom,photoshop,ホワイトバランス,色かぶり補正赤枠のホワイトバランスと色かぶり補正を変えることで写真の温度感を調整することができます。

ホワイトバランスをオートで撮影しているため、水族館では青っぽい写真になってしまいます。青くなりすぎているため黄色の方へ傾けていき、写真の温度をあげていきます。

次に写真にぼんやりと緑色が残っているので、色かぶり補正で写真全体を紫色に傾けていきます。写真全体が不自然にならない程度に加えます。
 

彩度をあげる

adobe,lightroom,photoshop,彩度写真全体の彩度を上げることで色を強くしていきます。彩度はホワイトバランスと同様に不自然にならない程度に少しだけあげるのがポイントです。

彩度をあげることでより引き締まった写真に仕上がります。
 

一旦完成

アクアパーク品川,マクセルアクアパーク品川,ドルフィンパフォーマンス,イルカショーここまでは他の写真編集ソフトや、無償版のLightroomでも仕上げることができます。これでもレタッチ前よりは多少幻想的になっているかと思います。

ここからLightroom特有の機能を使ってより幻想的に仕上げていきます。
 

ノイズを取り除く

adobe,lightroom,photoshop,ノイズ

暗い場所の撮影ということもありISO:3200という高感度で撮影しているため、写真を明るくすると、ご覧のようにざらざらとしたノイズがのった写真になってしまいます。
adobe,lightroom,photoshop,ノイズ

赤枠部分のノイズ軽減をあげていき、ノイズを消していくことができます。

これをざらざら感がなくなるくらいまで上げていきます。

 

テクスチャと明瞭度で一気に幻想的に

adobe,lightroom,photoshop,テクスチャ,明瞭度テクスチャとは質感の強弱をコントロールすることができる機能です。

テクスチャを下げることで、写真全体を滑らかにしていきます。逆にテクスチャを上げるとメリハリのついたパキッとした写真に仕上げることも可能です。
明瞭度とはエッジ(輪郭)部分を中心に明暗差をコントロールできる機能です。
明瞭度を下げるとふんわりと柔らかい印象になります。逆に上げると、硬く、エッジの効いた写真に仕上げることができます。
簡単に写真の印象を変えることができるので便利な機能です。今回は明瞭度を下げて柔らかく仕上げていきます。
 

かすみの除去でしめる

最後にテクスチャと明瞭度を下げたことで生まれてしまったぼんやり感をかすみの除去機能で消していきます。

かすみの除去は名前の通り、大気や光線によって靄(もや)がかかったような写真を、鮮やかで際立った写真に仕上げることができます。
かすみの除去をあげることでぼんやり感を取り除いて写真全体を引き締めていきます。 
 

完成

アクアパーク品川,マクセルアクアパーク品川,ドルフィンパフォーマンス,イルカショーこれにて幻想的なドルフィンパフォーマンスの写真が完成です。

レタッチ前後比較

Ligthroomを使うことでここまで幻想的な写真に仕上げることができます。
こんなレタッチがしてみたいと思ったり、他にも色んなレタッチしてみたいと思った方はぜひ、Lightroomをインストールしてたくさんレタッチしましょう!
 

最後に

今回の記事について不明点やリクエスト等あればコメント欄やTwitter、Instagramでもメッセージいただければと思います。

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