こんにちは、Nocchi(のっち)です。
よく「どうしたら上手に写真を撮れますか」というような質問を各SNSでいただきます。
実は明確に「これをしたら上手く撮れる」というなもの絶対的なものはないのですが、意識して撮影していることがいくつかあるので、今回はその話をしていこうと思います。
これから上達していきたいという方に少しでも参考になればと思います。
意識するだけで一段階いい写真になる4つのポイント
僕はカメラ買って間もない頃は、写真を撮るだけで精一杯。
撮ったとしてもその瞬間を記録しただけの記念写真となってしまいがちで、おもしろみに欠ける写真ばかりでした。
よく撮れて記念写真、普通に撮ってピンポケ、黒つぶれ、白飛びしている写真ばかり。本当に下手くそでした。
そこからカメラや写真の知識をたくさんつけて、とりあえず枚数をたくさん撮りました。1日500枚は撮って、月20回くらい撮影に出て月10,000枚撮った月もあります。今思えば上達の鍵は正しい知識をつけてとりあえず枚数を撮ることなんだと思います。
もちろんただ枚数を撮ればいいとうわけではなく、いくつか意識するポイントはあります。そこで、今回は僕がたくさん枚数を撮りながら気づいた「こうすると綺麗に撮れた」というポイントをいくつか紹介していきます。
主題と副題
最も大事にしているのが主題と副題。これは構図を作り込む上で非常に重要となってくるポイント。
ただ撮っただけの記念写真で最も多いのは主題だけを撮るパターン。これだけだとやはり面白みに欠けてしまい、個性や独創性を写真に込めることができない。
この写真でいうと、主題はスカイツリー、副題は桜。ただスカイツリーを撮ってても面白くないが、そこに桜をぼかして入れることでより華やかな写真となる。
副題を構図に盛り込むことでただ撮るよりも主題の存在感が何倍にもなる。これが主題と副題による効果。
主題と副題については別に記事を書いているほど大事にしています。
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ピントをあわせる
とてもとても当たり前の話かと思いますが、これもとても重要です。
カメラ始めたての頃はピントを合わせることも満足にできないのです。(私がそうでした笑)
個人的にはF値をいじってボケ量をコントロールする前に、自分のカメラと腕のバランスを見てブレないシャッタースピードを見つけるのが先決だと考えています。
カメラによって手ブレ補正のパワーが違ったり、人によって筋肉量、バランス感覚は異なったりするので、まずは自分のブレないシチュエーション別のブレないシャッタースピードを見つけて確実にブレない写真を撮ることが重要になってきます。
むしろ構図がちょっと不細工でもピントがあっているといい写真として見られるものです。
暗い場所だとシャッタースピードを落としての撮影になってしまうので、三脚を使うなり、ISOをあげるなりしてブレることは絶対になくしましょう。
ISOあげでしまうと画質が劣化してしまいますが、劣化している画像よりもぶれてる写真のほうが価値が低いと考えています。
適正露出
明るすぎても、暗すぎてもダメで、その被写体、構図にふさわしい明るさが存在すると考えています。
適正露出で撮ることができなくても現像時に適正露出にすることはできます。できますが、まずは現像やレタッチに頼らずしっかりと適正露出で撮れるようにカメラの設定値のバランス感覚を掴みましょう。
明るさを調整する上で、最も気をつけてほしいのは白飛びと黒つぶれをしないこと。
白飛び:明るい部分が真っ白になってしまうこと
黒つぶれ:暗い部分が真っ黒になってしまうこと
白飛びと黒つぶれについてと解決策それぞれ記事にまとめてあるのでチェックしていただけると幸いです。
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こんにちは、Nocchi(のっち)です。写真をよく撮る人は黒つぶれと白飛びはよくない、ダメと言います。白飛びについては前回記事にしたので読んでいただければと思いますが、今回は黒つぶれがなぜだめなのか、そもそも黒つぶれがどんなものなの[…]
白飛びも黒つぶれも現像時にリカバリーするのも難しいので、撮る時点で白飛びと黒つぶれが発生しないように明るさには注意して撮影しましょう。
構図
ラストが構図。ある程度の知識と経験、機材を手に入れてどこで差がつくかと言えば、構図。
構図って色々と型があって、日の丸構図、三角構図、放射状構図等々。。
構図の型はあくまで基礎であって基礎あっての応用です。「俺だけの構図を見つけてやる!」みたいに意気込んでいるのだとしたら、いきなり見つけるのは難しいです。
まずはしっかり定番構図で練習して、構図の型を勉強してたくさん撮らないと”自分だけの構図”は見つかりません。
最初のうちは定番構図を撮ってみて、なぜこの構図が人気なのか考えるのが一番構図を組み立てる力がつくように思います。
撮った写真を一冊に
写真を画面越しに見ることが当たり前になってしまった今だからこそ、撮った写真を本にまとめて紙で見ましょう。
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実際にしまうまプリントでフォトブックを作ってみたレビューを以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
こんにちは、Nocchi(のっち)です。ブログではまだ触れていないのですが、実は今オリジナルの写真集を制作しています。写真集の制作状況についてはnoteの方で連載ものとして記事を書いていますので、そちらをご覧ください。[blogca[…]
最後に
今回は私が撮影しているときに意識していることを挙げてみました。
ちょっとひとつずつ細かくなっちゃったかもしれないですが、それなりに経験してこの考えにいたるので最後まで読んでいただけた方には感謝です。
真似してみてくれるとさらに嬉しいです。
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